公務員の再チャンレンジに152人が募集2007年5月12日(土)06:48
人事院は11日、再チャレンジ支援策の一環として、国家公務員の中途採用試験で152人を募集すると発表した。政府はこれまで民間からの中途採用は経験者に限っており、特段の経験や能力を問わず中途採用するのはこれが初めて。14日から受験案内を配布する。受験資格は昭和42年4月2日から53年4月1日生まれの人で職歴は問わない。
募集するのは「行政事務」「税務」「刑務官」など8区分。6月26日から7月3日に応募を受け付け、9月9日に1次試験を実施。10月中下旬から、各省庁に2次試験を行う。試験の詳細は14日から人事院のホームページに掲載する。
(産経新聞社) より引用
この人数に対して誰しもが、困惑の顔を浮かべたに違いない。
再チャレンジと題して、長年公務員を希望し愛する人々をもう一度、路頭人生に迷わすようなこの人数。
この人数では、根っからの勉強族しか合格出来ないので、いささか疑問に残る。
自民政府与党は、一体何を考えているのだ。
それは、単純に、自分たち与党の人気取りだけのお話しだけなのだ。
だからこそ、8区分でこの人数なのだろう。
自分たちの票取りだけを意識した考えが、手に取るように判る。
常識で考えてもこの人数は、以前褒め称えられない自民。
私が、自民党を嫌いになったのは、そもそも、小泉氏が好き勝手に政策を打ち出し、国民の声も聞かずに強引に持って行った時からだ。
本当に、再チャレンジを推奨するならば、最低でも、1000人の募集枠をつくり、希望をもう一度渡すのが、本来の公務員の姿でなかろうか。
この152という人数では、いい加減諦めろという声が聞こえてきそうなだけである。